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石垣 功; 渡辺 祐平; 森田 洋右; 高田 清*; 伊藤 彰彦
J.Appl.Polym.Sci., 21(3), p.711 - 722, 1977/03
被引用回数:6ヨウ素を開始剤としたテトラオキサン-1,3-ジオキソラン-メチラール系固相共重合により、極めて熱安定性の優れたオキシメチレンコポリマーが高吸収率で得られることが当開発室で見出されたが、本系における反応諸因子とコポリマーの収率,熱安定性,分子量などとの関係を明らかにするためビーカースケールの基礎研究を行なった。本共重合はヨウ素,1,3-ジオキソラン,メチラール濃度に大きく依存し、これらの増加と共に重合速度が増すことが明らかになった。本報では重合速度,生成ポリマーの熱安定性及び分子量と重合時間,強度,及びヨウ素,1,3-ジオキソラン,メチラール濃度との関係を求め、若干の解析を行なった。
石垣 功; 森下 憲雄; 森田 洋右; 伊藤 彰彦
J.Appl.Polym.Sci., 21(3), p.749 - 759, 1977/03
被引用回数:5テトラオキサン-1,3-ジオキソラン-メチラール系の固相共重合により得られたオキシメチレンコポリマーの溶解分別を行ない本固相共重合反応機構を考察した。本系で得られたコポリマーをテトラクロロエタン-フェノール-シクロヘキサノール混合溶媒を用いて溶解分別することにより、共重合組成及び分子量に基づいて2つに大別された。一方は比較的低分子量で、1,3-ジオキソラン含有量の大きいポリマーであり、他方は高分子量,1,3-ジオキソラン含有量の小さいポリマーであった。尚前者は比較的容易に溶媒に溶解するが後者は上述の溶媒には溶解せず未溶解ポリマーとして回収された。分別ポリマーの共重合組成,分子量分布の測定結果と前報の共重合挙動の結果とから本系共重合反応の機構を考察した。